キューバ野球指導

ご無沙汰しています。


再度キューバに戻ってきて1ヶ月ちょっとすぎました。


前回みたいに体調を崩すことなく順調に生活しています。


今は野球のシーズンも始まっていて時間があるときは観戦しに行っています。


学生だと約3円でトップリーグの試合が見れます。


それほどキューバ人にとって娯楽というより生活の必須なものなんだと思います。


日本のプロの試合ほど観客は入りませんが、結構お客さんも入ります。
(基本的に外野席はお客さんは入りません)


試合も面白いですが、観客席ではファウルボールをめぐっての戦いもあります。


野球ボールはすごく高価なものでそんなに買えるものではりません。


そのため、遊ぶためのボールを手に入れるため子供たちはボールめがけて走ります。




大人も本気で走ります。


手に入れたボールは何年もみんなで使い続けられ皮がはげ、紐が見えた状態でも


道端の遊びや草野球でそのボールは活躍します


ボールに限らずバットもグラブもですし、


もちろん野球だけに限りません。


キューバ人がものを大切にしているのか


そうせざる終えない環境にいるからなのか


キューバではそれが当たり前です


僕が思っている以上にほかにも多くの大変な苦労などあるんだと思います


でも、それを感じさせない底抜けに明るく・毎日を楽しんでいるキューバ人は


みんな輝いていて素敵だと思います


試合もせっかく生でレベルの高い試合が見れているので


今までとは違う見方を試み中です



そして、


僕は今キューバで野球の指導を受けています。


キューバに来て野球を学びたい、チームに関りたいという思いで動き


ようやく、めぐり合った人が今の僕の先生です。


先生は大学で野球を教えています。


しかし、僕は大学で野球を学んでいるのではなく


個別に教えてもらっています。


その大学が基本的に外国人を受け入れている場所ではないので


学ぶのに日本と同じくらい授業料がかかります


お金がかかるということ


日本の大学でスポーツについて学んだこと


キューバの大学に通ったという証明が必要でないのなら


ということで大学には入らず


先生と話、個別に指導をしてもらっています


なので、今はマンツーマンで僕の野球の上達ための指導をしてもらいながら


どのようにトレーニングを行っているか、


その技術・トレーニングについてどう捉えているか教えてくれます。


僕もつたないスペイン語ジェスチャーで日本ではこうだ


僕はこう捉えているということを話します。



今僕が感じているのは



これを将来の選手たちに伝えよう




とかではなく



僕はまだまだ上手くなれる


という湧き上がるわくわくする思いです



これを選手に感じさせること


これが指導なんだと改めて感じました


日本と同じところもありますし、まったく違う捉え方をしているところもあります


もっとスペイン語が話せればもっと自分の深いことも話せ


もっと深いことを聞けるんだと思うのがちょっと残念ではありますが


今のところ満足しています


まだはじまって間もないですが


残すところもあまりありません


キューバでの野球のシーズンは2月で終わってしまいます


その先生も3月にはイタリアで野球の指導をしに発ってしまいます


なのでこの短い時間でどこまで自分がいけるかが


今回のキューバでの勝負どころなのでより夢中になりたいと思います


今回ここまで来るのに回り道もして時間もかかりましたが


それもよかったんだと思っています


まだ未定ですが3月の中旬〜末に日本に帰るつもりでいます


わかり次第また書き足りないことに付け加え報告します



それでは寒い日が続いてると思いますが


お互い頑張っていきましょう^^