おかげさま

とうとう母校の夏が開幕しました。


母校はシードだったので、2回戦からの登場です。


相手チームはこの夏をすでに戦い勝利を勝ち取った良いチームだったのですが、お互いに良い試合をしおかげさまで勝利をつかむことができました。


母校は甲子園を狙っているチームですが、この夏に抜いて勝てる試合は1度もないのだとあらためて感じました。


相手チームも3年間甲子園と言う夢の舞台に行くために必死になって努力してきたメンバーの集まりなので、何が起こるかわかりません。


選手は落ち着いてよいプレーをしてくれていましたが、
本当にゲームセットと聞くまでほっとできませんでした。






去年の夏の甲子園の決勝戦






あの場で、肌で体で感じたあの雰囲気はすさまじいものだったと記憶しています。


そのような本当にすばらしい試合が今も全国各地で行われているんだと思い
ます。


また去年の話ですが、東東京大会決勝で帝京高校が24-1で優勝を決めて試合も20点目はスクイズでとったことも納得できます。




最後まで気を抜いて勝てる相手ではない



その気持ちの表れなんだと思います。




そうやって一戦一戦戦うから選手は夏を通して強く成長するのだと思います。





母校は幸いにも次があります。




こうやって一歩ずつ踏みしめて進み来月もこのメンバーでプレーしているのを、成長した姿を見ていたいです。



次があるということは




相手は終わったということです。





隣で涙していた相手チームの選手を見るとなんともいえない気持ちになりました。






あいだみつをさんの詩集に「おかげさん」というのがあります。



「〜まける人のおかげで勝てるんだよなあ〜」



相手チームの思いを力にして次頑張ってほしいです。



他にも多くのおかげにより選手は勝利をつかめたのだと思う。





もちろん、選手達自身の努力、結束力、想いのおかげが一番の勝因ですが。





僕は今、選手達のおかげで



高校で成し遂げられなかった夢を




追っている