幸せ
最近は船の生活にもなれてきました。
船の中での生活では一日というものが、こんなにも多かったのかと感じることができ、一日という尺が僕の中では少し長くなりました。
その中で、言葉についてよく考えます。
というのも、最近また本を読みたくなる衝動が沸き起こり読みはじめたからです。
「encounter:(人・考えなど)に偶然出会う」という言葉を座右の銘にしているすばらしい仲間の一人がいるのですが、僕もその言葉が好きです。
一番は直接”逢う”ことですが、
時間も空間も越えてその人と出会える・考えなどに触れることのできる本は
やはり魅力的だと思います。
最近読んだ本で「ガウディの伝言」という本があります。
かの有名なサグラダ・ファミリアの
彫刻家の外尾さんが書いた本です。
もともと、手にとって理由は
自分が見ることのない建築を設計し、あとの人々に託すことのできたガウディという人が、
僕にとって理解できないほどの大きさに感じれたからです。
すぐに結果を求めてしまう僕はそんなガウディに出会いたくなり
本を買いました
そこで、また面白いのが
ガウディに出会うために買った本で外尾さんにも出会えたということです
数ある中からこの本を選んだのも”縁”何だと思います。
本のなかで、多く出会いがありました
その中で、外尾さんが”幸せ”について書いていました。
「 幸せは今どれだけ持っているかではなく
将来にどれだけの希望を持っているかだ 」
幸せについてほとんどの人が考えたことがあり
自分なりの答えを持っていればその人にとって正解何だと思います
ただ、この言葉が自分の中にすっと入ってきました。
いくら今裕福な状態にあったとしても、それが脅かされているなら
幸せではないだろうし
貧しくても、将来輝く未来があると知っていたら
幸せかもしれない
つまり、幸せは自分の見方、考え方なんだと思います
だから、人は一瞬で幸せにも不幸にもなれる
僕は一瞬で人を幸せにできる人になりたいです
外尾さんのいう幸せで言うならば
今の僕が世界で一番幸せだと思う