道草

今日は船ではなく近況を報告します。


最近僕は山で活動しています。



そこでは、木と木にワイヤーが繋がれ


はしごで登ったり


渡ったり


すべったり




大人は子供に戻れ


子供は冒険家になれる場所で活動しています




ちょうど、今日で1ヶ月たちます。



大部慣れてきました。




そこでの話です



お客さんが楽しく遊ぶために


インストラクターは安全・楽しめる環境を作ることが仕事です



といっても、基本的には一緒に楽しむということです


ただ、それだけではありません



この仕事をとおして命に関わるということ意識することをより学びました




ここでは、レスキューという人を助けるための訓練があります


仕事場では一歩間違えると簡単に大きな事故に繋がってしまいます


木の上で意識がなくなった人に対しどうやって助けるか



そんなことも訓練します




僕は以前学生トレーナーとして応急処置について勉強していました



実際に現場で活動し、資格も取り




応急処置についてはある程度自信がありました





でも、僕が持っている武器はごく限られた環境内で初めて生かされるものだと教えられました



そして、まだまだ武器も未熟だと教えられました


僕の職場は普段楽しいですが、命のことに関する



道具のメンテナンスや対処にはかなり力を入れ日々努力する姿を見て
すごいと思いました



今必死に学んでいます




僕は自分の限られた環境の枠がほんの少しだけ広がった気がします




でも、まだまだ甘いです





たった一本のロープで子供が瓦礫の中にいる大人を助けることができるんです



それも、知っているか・知らなかったという



ほんの違いだけで



そこまでは僕はいけてません



今は仕事場内で起こることについて学んでいます(基本ロープの扱い方です)



少しでもできる範囲を大きくして





僕の生きるうえでの絶対条件である


目の前の人を守る




そしてやりたいことである

僕の大切な人が大切な人をまもれるように一緒になる





これを実現していきます





命を守るプロの方たち(救急隊・消防士)とお話しする機会がありましたが、本当にすごいですね




がんばろうと思います





今ある大きな目標に向かっていますが



道草ばかりです




僕の道には面白いものが転がりすぎているみたいです




道草…目的の所へ行き着く途中で、他の物事にかかわって時間を費やすこと

馬が道端の草を食っていて、進行が遅れることから転じてそうなったそうです



僕の道草は他人から見てたいしたことではなく



目的地に行くことのほうが重要と思われるかもしれませんが、



馬にとって道草を食べることが必要だったのと同じで


僕にとっては目的地に行くことと同等に重要なことです





なので、進んでいる感じがなくあせるときもありますが



道草での出来事は忘れないでしょうし



身になっているはずです







しかも



ほんのちょっとは目標に進んでいると思っています




皆さんもたまには道草食ってみるものいいかと思います