“歴史”とは今

こんにちは


イタリアでの生活もあっという間に2週間


残りもあと1ヶ月という状況です


こうやって文字にすると



改めてすぐだな


と感じます





「歴史」



という言葉は辞書で引くと



人間社会が経てきた変遷・発展の経過。また、その記録


ある事物・物事の現在まで進展・変化してきた過程
(引用:yahoo辞書、国語辞典大辞泉より)



だそうです




僕は今まで歴史とは




過去





だと思っていましたが




キューバでの生活やイタリアの生活を通して



歴史とは




今なんだなと感じるようになって来ました




“歴史”とは



“その人”



なんだと思います







当たり前なのかもしれませんが




大きな歴史を経て今があるわけなので



歴史を学べば




そこの人たちがどのような人なのか



その人たちと関れば




どのような歴史を刻んできたのか




そのヒントがたくさん詰まってるように思います




僕がなんとも思わないことも




その人にとってはタブーってこともあると思います



その逆もそうです




そういうものをカルチャーショックって言うんだと思います




そんな感覚の差の中で



自分が相手に発する言動が



どのような影響を与えるのか



いい影響を与えられているか



伝えられているか



今の僕の中でこれがポイントになっています




イタリア語・スペイン語で多くを表現できるほどの多彩な言葉を伝えることはできないので




いかに一言で



相手に伝えられるか



そんなことを考えています(考えなければいけない環境にいます)




本当はもっと伝えたいことがあるんですが




それを言葉で表現きるほど外国語をマスターしていないので



仕方がないことです



海外で活動するには



それを仕方がないことでは片付けられないので



そこを目指すなら外国語で専門分野を学ぶということが



必須になってきます



実際に留学してその道に進む仲間もいます


そして



日本でより深く日本語について考え



伝えること・教えることなどを考えながら活動している仲間もいます



僕はどっちつかずで



中途半端ですが


焦らず



自分なり方法で



自分にできる範囲で



自分の言葉・行動で





相手に目一杯伝えられるように




頑張ります




遅まきながら



海外で少し生活して日本を外から見て



もう一度



自分が何者なのか



日本人とは何なのか



相手を知ることと同時に



自分も



歴史からも感じてみたいと思います



そして



さまざまな相手に対して



一番いい振る舞いをしてあげられる



素敵な日本人でありたいと思っています

イタリアで野球

毎度ながらご無沙汰しています。




報告が遅くなりましたが、僕は今イタリアにいます



というのも、



キューバで出会った野球の指導者が半年間イタリアに野球の指導で派遣されていて



その手伝いをしにきています



日本で言う JICA のようなものだと思います



キューバとイタリアは野球を通じての交流が盛んみたいで



この指導者派遣も30年間続けられているみたいです



僕が今住んでいるところはサルディーニャ島(長靴の左の島)のサッサリという地域にいます



この島にいくつかのチームがあるのですが、それぞれのチームにキューバの指導者がいるみたいです




イタリアって野球盛んなの?




ってみなさん思っているかもしれませんが、



実際それほど盛んなスポーツではないと思います




でもこの地域では野球を普及させるために


小学校に営業で体育の時間野球の枠をもらい教えたり


大会を開いたりしています


野球場も立派なのがいくつかあります


でも、子供たちの中で人気のスポーツは


サッカー・バスケ・テニス・バレー…野球みたいで


これからよりこの面白さを伝えなければいけないなと思っています



イタリアは先週で学校が終わり新学期は9月らしいです



この間は基本的にみんなバカンスに行ったりなど各スポーツのクラブチームもお休みになります



そんな中唯一活動してるのが野球だけです


(年中やっているのではなく、春から夏がシーズンというだけですが)


僕が今主としてお世話になっているチームは市内に野球場がないため



今オフ中のサッカークラブのサッカー上でトレーニングしています



もうひとつ別の地域のチームも見ていますが、そこは専用グラウンドを持ってます



イタリアは緯度は日本とさほど変わりませんが、日照時間が異様に長く



練習開始は5時(子供たちのチーム)と



8時(大人のチーム)とかなり遅いです



大人のチームは9時ぐらいになると暗くなるのでライトをつけて10時30ぐらいまでやります



なので、先週までは


午前 小学校で野球普及活動


午後 飯


夕方 練習



という感じでした



内容はまた後日書きます



船のときから書きたいことがたまっていて



紹介がおろそかになってしまいがちですが



今回はネット環境もいいので



少しだけ頻度も増やして書いて行こうと思います



でも、



書ききれないことだらけなので



詳しく知りたい人は直接会って語らいましょう^^



日本は梅雨いりしてこれから夏本番ですね



いい夏を過ごす為にも



水分補給と



“暑熱順化”(暑さに身体が慣れ​た状態のこと)を忘れずに^^

いま、ここ

お久しぶりです


報告が遅れましたが無事帰国して、新たな生活をスタートしています


帰国後は親戚や職場、友人のところに寄り道し実家に帰りました


その後緊張の糸が緩んだのか一気に高熱が出て



気づかないうちに疲れがたまってたんだなと


もっと自分の身体の声に耳を傾けたいと思いました




キューバで学んだことで書きたいこともありますが




キューバから帰って




日本で生活することで日本について思ったこと感じたことを




今この感覚がなくならないうちに書き留めておこうと思います





帰国し、物質的なものは申し分ないほど豊かな日本ですが





帰ってきたときは正直





おもしろくないな





と感じてしまいました




疎外感というか



むなしい気持ちを持っていました




それが何が原因なのかその時はわからなかったんですが



1ヶ月日本で生活しなんとなくわかってきました



それは、



日本では




今と此処を感じて生きていない雰囲気



があるのではないかと思います



テレビはなんチャンネルもありますし



ネットも早く好きな情報を得たり



今流行のスマートフォンなど



”時間をつぶせる”



ものがあふれていると思います



でも、時間はつぶすものではないんじゃないかと思います



とりあえず一日をこなして



時間を潰して



目の前の風景よりも



目先の画面にのめりこんでいる



目の前の人々の言動より



画面の文字に反応してしまう



そんな人が多くいて



それが社会の流れになっているような気がしました


大げさに言うと



自分が今存在しているのかさえよくわからなくなる感覚



その雰囲気が漂っている気がしました



すべての時間がそうなのではないですが



実際に生活し、見たり、経験した中で



そう思える時間が日本での生活では



多い気がします



もちろん、今を輝いて生きている人も僕の知る中だけでも大勢いますし



先人の人たちの恩恵にはすごく感謝しています



そして、今後も使っていくと思います



その便利なものが不要なのではなく



それをどう使いこなすか



どの距離感で関っていくのか



それがすごく難しく



重要なことなのではないかと思います







また、将来に不安をもちすぎて



どうにも身動きが取れない人も多い気がします




将来生きるために投資することの為に



今を犠牲に生きている





将来素敵な人生にするための投資はもちろんしたほうが良いですし



僕もやっています




でも、素敵な人生のための投資というよりも



不幸にならないための投資という印象を受けます





僕は



その将来素敵な人生にするための投資は




”今”の自分が素敵な状態でいれるための投資だと思います




結局、10年先の将来の自分は




10年後の”今”の自分なので




いかに今・ここに焦点を当てながら



自分のできる小さい範囲で




目の前の風景・人・ものといい関係で




自分の気持ちのよい生き方ができるか




この気持ちを忘れずに将来に夢を持って生きて生きたいと思いました





僕は今年も昨年と同じ山梨の森の中で働けることになり



現在活動中です




大学卒業後慣れた場でしっかりと活動するのは初めてですが



慣れている分



去年見えていなかったことや、それ以外の活動



そういうものに目を向けてしっかり修行して行きます




本当は


こうやって文章に起こさなくても



生き方・背中で近くの人に



本当の自分を語れる人になりたいと思います

毎日が夏休み

みなさんいかがお過ごしですか?


僕は毎日自分のペースで元気に生きています


波に乗ってきてキューバでの生活も野球も順調に行っています


ただ、スペイン語はぼちぼちといった感じです


キューバは常夏に近い気候なので、毎朝起きると夏休みの朝のような


においや雰囲気を感じます


学校や野球などの予定はあるんですが、ほとんど


その日に起きてみて自分に何がしたいのか聞いてみて


その声になるべく正直に生きていっています


これほどの贅沢な暮らしができることってすばらしいことだなとしみじみ感じます


キューバに来た目的の野球も自分の中でかなり手ごたえを感じてきています


そして、日々成長して行っています


自分自身がそこまでたいした選手でなかったので伸び白があって当然なのかもしれませんが


キューバに来ていろいろと変化を感じています


それは、キューバの野球が日本よりも優れているとかそういうのではなく


キューバに来たことで


日本で自分なりに考えていたいた野球や


大学で学んだ体のこと、武道のことが


キューバの野球を通して


それらがつながり始め自分の中に入って行く感じです


野球の見方も新しい見方を始めてから


また違って野球を見れるようになりはじめています


たぶん今僕が見ている野球より


もっと深く、より根本的にさまざまな見方ができるんだと思いますが


自分の中でその見方を発見できたのは大きいと思っています


それもキューバという土地で時間いっぱいつかって


自由に生活できているからなのではないかと思います


つねに野球について考えているわけではないんですが


練習などしている時よりも


ただ、ボーっとしている時にふと浮かんでくるものなどが


僕にとって貴重なものだったりしています


そんな時間が僕のここでの生活の中心になっているので


なにもしていないといえば何もしていない時間がとても多く


無駄にも見えますが


それがキューバにいる意味なのかなとも思えます


僕が何もしていない時にも


仲間たちは目標に向かって前進していっていますし


世の中は動いて行っています


もう卒業してから後輩達の2回目の卒業を迎えようとしています


卒業してからよく思うのですが、


世の中・社会は


夏休みに集約されているのではないかと感じます


自分の人生は自分が自由に決め


自由に進むことができます


夏休み毎日遊びまくる人もいれば


夏休みのお楽しみの旅行費用をためるためそれ以外はバイトをしてお金を稼ぐ人もいる


将来のために勉強をこつこつとやる人もいる


部活を目一杯やる人もいる


結局


仕事も趣味も今後の予定も誰が決めたわけでなく


自分で考え自分が”好きに選んで”その生活を送っているんだと思います


どのすごし方が正解なんじゃなく


自分が選んだ道が正解か間違いかなんじゃなく


自分が選んだ道を正解にする


決めるのも大切ですが


決めた後の考え方がすごく大切なんだと思います


夏休みの予定を立てるのはすごく楽しかった記憶があります


きっと人生の計画も楽しいことが目白押しで、うれしい悩みを抱えながら考え


目一杯楽しんで生活する


たしかに世界にはそのような人生を送るのは難しい人も多くいるのはわかっています


ただ、


だからこそ


そういう人生を送れることが可能な僕は納得いく人生を送らないといけないんではないかと思います


自分の納得いくように毎日をわくわくしながら生きる


そんな大きな夏休みを過ごしていきたいと思いました

キューバ野球指導

ご無沙汰しています。


再度キューバに戻ってきて1ヶ月ちょっとすぎました。


前回みたいに体調を崩すことなく順調に生活しています。


今は野球のシーズンも始まっていて時間があるときは観戦しに行っています。


学生だと約3円でトップリーグの試合が見れます。


それほどキューバ人にとって娯楽というより生活の必須なものなんだと思います。


日本のプロの試合ほど観客は入りませんが、結構お客さんも入ります。
(基本的に外野席はお客さんは入りません)


試合も面白いですが、観客席ではファウルボールをめぐっての戦いもあります。


野球ボールはすごく高価なものでそんなに買えるものではりません。


そのため、遊ぶためのボールを手に入れるため子供たちはボールめがけて走ります。




大人も本気で走ります。


手に入れたボールは何年もみんなで使い続けられ皮がはげ、紐が見えた状態でも


道端の遊びや草野球でそのボールは活躍します


ボールに限らずバットもグラブもですし、


もちろん野球だけに限りません。


キューバ人がものを大切にしているのか


そうせざる終えない環境にいるからなのか


キューバではそれが当たり前です


僕が思っている以上にほかにも多くの大変な苦労などあるんだと思います


でも、それを感じさせない底抜けに明るく・毎日を楽しんでいるキューバ人は


みんな輝いていて素敵だと思います


試合もせっかく生でレベルの高い試合が見れているので


今までとは違う見方を試み中です



そして、


僕は今キューバで野球の指導を受けています。


キューバに来て野球を学びたい、チームに関りたいという思いで動き


ようやく、めぐり合った人が今の僕の先生です。


先生は大学で野球を教えています。


しかし、僕は大学で野球を学んでいるのではなく


個別に教えてもらっています。


その大学が基本的に外国人を受け入れている場所ではないので


学ぶのに日本と同じくらい授業料がかかります


お金がかかるということ


日本の大学でスポーツについて学んだこと


キューバの大学に通ったという証明が必要でないのなら


ということで大学には入らず


先生と話、個別に指導をしてもらっています


なので、今はマンツーマンで僕の野球の上達ための指導をしてもらいながら


どのようにトレーニングを行っているか、


その技術・トレーニングについてどう捉えているか教えてくれます。


僕もつたないスペイン語ジェスチャーで日本ではこうだ


僕はこう捉えているということを話します。



今僕が感じているのは



これを将来の選手たちに伝えよう




とかではなく



僕はまだまだ上手くなれる


という湧き上がるわくわくする思いです



これを選手に感じさせること


これが指導なんだと改めて感じました


日本と同じところもありますし、まったく違う捉え方をしているところもあります


もっとスペイン語が話せればもっと自分の深いことも話せ


もっと深いことを聞けるんだと思うのがちょっと残念ではありますが


今のところ満足しています


まだはじまって間もないですが


残すところもあまりありません


キューバでの野球のシーズンは2月で終わってしまいます


その先生も3月にはイタリアで野球の指導をしに発ってしまいます


なのでこの短い時間でどこまで自分がいけるかが


今回のキューバでの勝負どころなのでより夢中になりたいと思います


今回ここまで来るのに回り道もして時間もかかりましたが


それもよかったんだと思っています


まだ未定ですが3月の中旬〜末に日本に帰るつもりでいます


わかり次第また書き足りないことに付け加え報告します



それでは寒い日が続いてると思いますが


お互い頑張っていきましょう^^

キューバでの生活2 〜soy mimo〜

キューバに来て早くも1ヶ月が過ぎようとしています


キューバ生活にもだいぶ慣れてきました


ただ、言語の壁は大きく語学力しだいで生活ももっと楽しくなるんだなと感じます


来た当初はジェスチャー中心でコミュニケーションをとっていたので


ミモ(パントマイムする俳優のこと)


といわれたりしていました



自分が言いたいことはできなりなりに伝えられるようになってきてはいますが、聞くほうはかなり厳しいのが現状です。


話す言葉も文法無視で話をすると外国人言葉といわれて馬鹿にされたりすると現地で出会った人に言われ



文法も考えながらいうように最近は心がけています



今のところそういった風に言われたことはなく出会うキューバ人は暖かくコミュニケーションをとってくれていますが



その行為に甘えてばかりだと成長しにくいのでがんばります



ただ、細かいニュアンスはミモに頼ってしまいますが^^




語学学校ではスペイン語の文法を中心にスペイン語で展開されます


かなりわかりやすく教えてくれるので大体理解できますが


文法などの日本語でやれば同じことを早く理解できる項目は日本でしっかりやっておいたほうがよかったとも感じます




文法などを知ってるだけでかなり話せる種類が増えこっちでの成長度合いも違う気がしました




僕は追い込まれないとなかなか行動に移せないので回り道ですがこうして実際に来ていないと日本で勉強に身は入ってないと思います



最近はだいぶ「チーノ!」ってタカリっぽい人たちに声をかけられなくなりましたが、



それでも「チーノ!」って声をかけられます



チーノという言葉はアジア人って意味を大まかに含んでいるとは言っても、



俺ってそんなに中国人に見えるのか?



って思っていました。




声かける人に対して「ハポン」って言い直していた時もあります




でもよくよく考えると世界で約6人に1人ぐらいの割合で中国人であるとふと思いました





アジア系の人だけで考えるとたぶん10人中9人ぐらいが中国の人なんではないかと



もちろん日本人としての誇りは持っているつもりですが



僕も実際ヨーロッパ系の人たちがどこの国かわからないのだから仕方がないかとも思うようになりました


(日本で一緒に暮らしていたフランス人の友人はフランス人をしっかり見極めていました)



なので最近は会話になった時に日本人なんだというようにしていますし



笑顔で「チーノ!」って言われた時は笑顔を返すようにしています




肝心の野球ですが、とうとう今週の27日より(プロ)野球のシーズンが始まります




僕も草野球のチームに入り26日に試合があります。(今のところちゃんと試合はキューバでまだしていないです)




指導などの活動は今探し中ですが、ようやく学生証が手に入りそうなので学生の身分を生かし売り込んで行きたいと思います



なのでこの1ヶ月は野球のほうはほとんど動けていません



この間に現地で知り合った日本の方が学んでいるキューバ音楽を聴きにルンバやジャズ、サルサなどのコンサートに連れて行ってもらったりしていました



すごく刺激をもらえましたし、もっと知りたいとも思いますが



11月はキューバを知る一ヶ月で12月は動く一ヶ月だと思って野球を中心にがんばって行きます



野球の軸ができたらそっちの分野も楽しみたいです


次回の更新の時は活動できていることの報告をしていることを期待しといてください


僕もみなさんに負けないようにがんばります^^

それでは